ドキュメント72時間

2015年09月05日

ある場所を3日間定点観測し、そこに集い去ってゆく人々の人生模様を垣間見るNHKの番組。

淡々とカメラを回し気になった人々にインタビューをする極めて単純な構成だが、過剰な演出が問題になっている時代においてはとてもリアルで、人にはそれぞれ他人にはわからないいろいろな物語があることを改めて実感する。

「大仏を見上げる霊園で」
お盆の牛久の霊園が舞台の回。

裸足の女性に声をかける。
ここは亡くなったご主人の”家”だから靴を脱いでいるという。
21年前に亡くなったご主人に会いたくて毎日のように来ているという老婦人が言葉を詰まらせながら答える。

とても愛し合っていたご夫婦だったようで、自分が死んだらご主人の遺骨とまぜて一つにしてほしいと子供には伝えてあるという。同じ墓には入りたくないという女性が多い昨今、こういう人もいることに胸が熱くなる。


バイク事故により50歳ほどで亡くなったご主人を語るのに未だ目を潤ませる女性を見ていると、同情心から切なさを感じるが同時にとてもきれいなものを見せてもらったような純真な気持ちにさせてくれるいい回だった。


スポンサーサイト
TV | Comments(0) | Trackback(0)
Comment

管理者のみに表示