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イギリスのヘイトクライム統計

2015年10月27日
今月中旬にイギリス内務省からヘイトクライムの統計数字が発表された。
Hate Crime, England and Wales, 2014/15

おもしろいのは警察発表の数字だけではなくCSEW(The Crime Survey for England and Wales)という別組織の統計も併記されていること。

警察統計は受動的に被害を記録したものでしかないため実態が把握しにくいが、CSEWは能動的に聞き取り調査をして犯罪状況を把握しようとするため、より実態に即した現状認識ができる。いわゆる暗数の穴を埋める努力がされている。

もっとも、介護施設の住人だったり公共団体だったり除外されている人・グループもだいぶあるようで、殺人や詐欺のような犯罪種も除外されていて100パーセント把握されているわけではない。警察権が移っている北アイルランドとスコットランドの数字も統計に載らないのでイギリス全土の統計と言うわけでもない。

この、警察発表とCSEWの統計がどれだけ違うかと言うと、ヘイトクライムで
警察発表: 52,528件/年
CSEW:  約222,000件/年
となる。実態は警察発表の4倍弱に近く、この差が隠された犯罪ということになる。
ヘイトスピーチもヘイトクライムに含まれているのでいちいち警察沙汰にしない人が多いということなんだろうが、この傾向は性犯罪における痴漢行為などにもあてはまる。


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