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イギリスドラマにおける人種差別

2015年12月04日
イギリスは差別の激しい国で、頻繁に問題を起こしている。そのため取り締まりも厳しい。

ツイッターなどではその取り締まりの部分だけを取り上げて日本と比較してイギリスの素晴らしさをつぶやく人が多いが、それだけ取り締まりを必要とする偏見の強い国なわけで、外国政府から直接抗議を受けたりするのはイギリスとオーストラリアぐらいじゃなかろうか。

法がありその執行がちゃんと行われていることは確かにいいことなんだけど、根本的な問題として差別をなくす努力がされているかというと疑わしい。

それはドラマを見ていると感じる。イギリスには放送コードがあるんだろうかと思えるほど差別用語が満載である。

日本車はjap's car ユダヤ人はThe Jews パキスタン人はPakiなんてのは戦争中の話でもなんでもなく現代劇の中で当たり前のように使われる。もちろん吐き捨てるように言うわけだが。

下の写真は新米刑事モースの一場面。現場検証で、紅茶に毒がしこまれていたのではないかと疑うモースが検視官に向かって言う。
morse2.png
If that's the suff the chimps drink. I'm a Chinaman.
これがチンパンジーの飲物だって言うんなら僕は支那人ということになるが。
(僕が中国人でないのと同様これは明らかに飲食用に用意されたもので、このお茶が怪しい)

この解釈が当たっているのかはわからないがそれよりも、

チンパンジーと中国人を対比させたうえにChinamanという少々問題のある言葉をわざわざ使っている。日本語版を見ていないのでどう翻訳されているのか気になる。聞くところによると日本で放送されたものは一部カットされていたりするようなのでこの場面もなくなっているのかな。(シーズン1の「Fugue」と言うタイトル。もちろんこのストーリーに中国人は何の関係もない。)

SNSで個人が差別発言をし、それをイギリス警察が取り締まる。しかし公共の電波でどうどうと差別発言を流していることは何の問題にもならない。あきらかに偏見の固定化と拡散に一役買ってしまっていると思うが。

多文化共生を唱えるイギリスが神経質になるのはわかるが、それならなおさらのこと名も知れぬ個人のつぶやきをモグラたたきのように取り締まる前にやるべきことがイギリスにはあるように思う。
変な国である。







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